前田裕二は元UBSのエリート証券マン!なぜその年収を捨ててまで起業したの?

みくる。

前田さんって、UBS?って会社で働いてたみたいだけど、どんな会社?

サラリーマン時代から、優秀だったのかな?

年収はいくら?

と、いった疑問に答える記事です。

  • 前田裕二が、UBSで働いていたときのことがわかる
  • UBS証券で働いていたときの、年収がわかる

記事の後半では、前田さんが起業した理由についても紹介していきます。

本記事は、前田さん著書『人生の勝算』を、参考に調べました。

前田さんは早稲田大学を卒業後、UBSに入社。

約3年間勤務するのですが、サラリーマン時代から、普通の人にはマネできないような働き方をしていました。前田さんのような働き方は、普通の人には難しいと思いますが、仕事のモチベーションアップにはつながると思うので、紹介していきます。



前田裕二が勤めていたUBSとは?

前田さんが勤めていた、UBS証券株式会社とは外資系の投資銀行です。

UBSは個人、法人、機関投資家に対し金融サービスを提供しているグローバルな金融機関です。世界の50を超える国や市場に拠点を構え、すべての主要な金融市場で事業を展開しています。

引用元:https://www.ubs.com

住所

〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目5番1号大手町ファーストスクエア イーストタワー

資本金321億円

前田裕二がUBSに入社した理由は?

前田さんが、UBSに入社した理由は下記の通りです。

  • 年収が高かったから
  • インターンで宇田川さんに憧れたから

1つずつ解説していきます。

年収が高かったから

前田さんが、入社2年目の年収は約1,000万円。

当時アメリカに移った頃の僕の年俸は、日本円で1000万円程度。

引用元:人生の勝算P121

他にもDNAのから内定をもらっていたそうですが、年収は500万円くらいだと、当時の前田さんには少しもの足りなかったのです。

なぜなら、子供のときにお金で苦労した経験があるからです。

前田さんは、8歳の時に両親を亡くし、10歳上の兄が前田さんを養ってくれていました。

そのため、お金がなくて、やりたいことができなかったりと、苦労した経験があるので、できるだけ年収が高いところに、就職したかったのです。

前田さんの生い立ちについては、こちらの記事にまとめました。

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前田さんは、色んな企業から内定をもらっていましたが、お金で苦労した経験から、年収の高いUBSに入社することを決めました。

インターンで宇田川さんに憧れたから

UBSにインターンで行ったとき、宇田川さんと出会います。(後の前田さんの上司)

前田さんが憧れた理由は、宇田川さんは、エリート証券マンだったからです。

若いうちから営業で活躍。数々の営業の記録を塗り替え、営業成績はトップ。

全ての面で圧倒され、スキルもたくさん持ち合わせていたことから、前田さんは宇田川さんに憧れUBSに入社します。

前田さんは、宇田川さんのようになるため、

  • しゃべり方や仕草
  • ノートの取り方
  • 使っている文具

と、細かいところまでマネするようにします。

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宇田川さんから、もらったアドバイスで、とくに前田さんが大事にしていたことは、人から好かれるということです。

なぜなら、個人ではできてしまうことが限られているから。

大きなものを運ぶとき、1人では運べないのと同じで、仕事をする上で1人であげられる成果には限界があります。

人に好かれることによって、協力してもらいやすくなり、仕事もスムーズにできるのです。

人から好かれるには、自分が相手を好きになることが大事。

そのため、前田さんは宇田川さんのアドバイスをもとに、

  • 会社に来たら、誰にでも挨拶をする
  • 人に思いやりを持って接する

ということを、徹底してやったそうです。

加えて、

  • 誰よりも早くきて勉強する
  • 日経新聞を隅々まで読む

といった、アドバイスを退社するまでに前田さんは続けます。

前田さんは、宇田川さんという証券マンに憧れUBSに入社を決意しました。

前田裕二のUBS時代の働き方

前田さんが、サラリーマン時代のときの働き方を紹介していきます。

出社するのは誰よりも早い

前田さんは、朝の4時半~5時頃に出社します。

始発はないので、自転車で通勤していました。

仕事が始まる9時までの4時間で、

  • 資料の下調べ
  • 日経新聞のチェック
  • 海外マーケットの情報をアップデート
  • 実務の下準備

を、行います。

9時から営業開始

仕事が始まる9時から、全ての時間をお客さんに費やします。

しかし、入社当初は成果が出ず、お客さんの評価ランキングは45人中43位だったこともあるそうです。

準備もしっかりしている前田さんは、結果が出ないことに納得できず、上司の藤井さんに

どうやったら電話で出てもらえるんですか?

と、直接アドバイスをもらいます。

前田さんが、藤井さんから受けたアドバイスは、相手のことを想像することです。

当時の前田さんの営業は、相手が欲しいものではなく、前田さんがいいと思ったものを買ってもらおうとしていたので、結果が出なかったのです。

そこで前田さんは、お客さんとのコミュニケーションを大事にするようになります。

夜、前田さんは藤井さんと一緒に、お客さんとの会食に参加し、誰よりも場を盛り上げるようにします。

会食は、深夜までになり、睡眠時間が2~3時間だった前田さん。

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ですが、営業成績は伸び始め、最終的にはトップになり、周りから認められた前田さんは、入社2年目でニューヨークで働くことになります。

ニューヨークでも大活躍

ニューヨークでも、トップの営業成績の前田さん。

なぜなら、前田さんはニューヨークに行ってからも、誰よりも早く来て、遅くまで仕事をしていたからです。

アメリカ人は、仕事よりもプライベートを優先する人が多く、誰よりも仕事をしていた前田さんが、トップの営業成績を残すのは納得ですよね。

しかし、給料には不満があった前田さん。他の人よりも少なかったのです。

前田さんの当時の年収が1,000万円なのに対し、他の人は4,000~5,000万円。

上司に給料を他の人と同じくらいにして欲しいとお願いしたところ、予算が決まっているため、給料を上げることはできないと言われてしまいます。

納得のできなかった前田さんは上司に、下記の提案をします。

「だったら、僕がもしも今のチーム全体の売上を一人で稼いだら、チームは僕一人だけで良い。そうなったら、僕の給料を1億円に上げてくれますか?半分以下のコストで今と同じか、それ以上の売上高を上げてみせます。その方がチームの利益率も上がりますよね?」と。

引用元:人生の勝算P122
出版社:幻冬舎

結果、前田さんは、売上をどんどん伸ばしていき、他のチームのメンバーは全員辞めることに。1億円には届きませんでしたが、前田さんは飛び級で昇進することになりました。



前田裕二がUBSを退社し、日本で起業した理由

みくる。

前田さんが、優秀な社員だったのもあるけど、やっぱり年収も高かったんだ…。

でも、なんで辞めて、日本で起業したんだろう?

かなりお金もらってるし、サラリーマンのほうが安泰じゃない?

前田さんがUBSを退社し、日本で起業した理由は下記の通りです。

  • UBSで、トップになったから
  • 身近な人が亡くなったから

1つずつ解説していきます。

UBSで、トップになったから

ニューヨークでも、日本株営業でトップの成績だった前田さん。

しかし、トップになってしまったことで、これ以上自分の成長はないのでは?と、感じていたからです。

前田さんは、目標がなくなってしまったため、入社してから2年ちょっとで違う道を考え始めます。

身近な人が亡くなったから

前田さんが、お世話になった親戚の方が亡くなったからです。

そこで、人生の終わりというのを考えさせられます。

いつ死ぬかわからないのだから、生きてるうちに新しい価値を創出したい。

引用元:人生の勝算P124
出版社:幻冬舎

世の中の役に立つためのものを残したいという気持ちと、学生時代に起業したいという、気持ちを思い出し、前田さんは日本に帰国。

帰国後、DNAに中途入社し、SHOWROOMというサービスを立ち上げ。

現在、SHOWROOM株式会社代表取締役を務めています。

前田裕二は、元UBSのエリート証券マン

サラリーマンのときから、奮闘していた前田さん。

前田さんを猛スピードで成長させたのは、上司の宇田川さん・藤井さんの存在があったから。

前田さんが憧れる人ですから、どんな人物なのかも気になりますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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