三崎優太が青汁を売ったときのビジネスモデルD2Cを解説。今後はP2C?

みくる。

三崎さんが、青汁で大ヒットしたときの戦略が”D2C”とかって言ってたけど、難しくてよくわからない。

でも、D2Cがわかれば、三崎さんみたいにビジネスで成功するのかな?

と、いった疑問に答える記事となっています。

三崎さんが『すっきりフルーツ青汁』を売るために使っていたビジネスモデルD2C。

最近だと、三崎さんは「P2Cが最強」とも言っているのですが、聞き慣れない言葉ばかりで、かなり難しいですよね。

そこで今回は、D2Cなどのビジネスモデルについて調べ、三崎さんがどのように『すっきりフルーツ青汁』を売っていったのか紹介していきます。



そもそもD2Cとは?

D2Cとは、『Direct Consumer』の略で、製造者がダイレクトに消費者に商品を販売するビジネスモデルのことです。

今までの主流とされてきたビジネスモデルはB2Cです。

B2Cとは、製造者と消費者の間に、

  • 小売店
  • ECサイト(楽天やamazonなど)
  • 実店舗

などの仲介業者を経由して、消費者に届くビジネスモデルです。

D2CとB2Cを比較。

三崎さんはD2Cで、仲介業者などは通さず、販売や広告を全て自分の会社で行い、直接顧客に『すっきりフルーツ青汁』を販売していました。

D2Cのメリット

D2Cのメリットは、収益性が高いことです。

なぜなら、先述した通り仲介業者が入らないので、B2Cと比べてコストを大きく削減することができます。

ECサイトに企業が出店する場合は手数料が発生します。

実店舗の販売であれば、卸売業者が仕入れ、さらに小売業者で販売するとなると当然利益率も落ちます。

例えば、青汁を1000円で販売したいと考えたとき。

D2Cであれば、1000円の価格で直接消費者に販売することができます。

しかし、B2Cであれば、仲介業者が入るため、製造者が卸売業者に500円で売上、小売業者で1000円で販売されるような仕組みなので、結果500円の売上になってしまいます。

D2Cは直接消費者と取引ができるので、収益性が高いのがメリットです。

D2Cのデメリット

D2Cのデメリットは、集客が難しいところです。

もし、自社でサイトを作って運営していたとしても、上手く広告ができないと商品を認知されることはありません。

つまり、ビジネスが軌道にのるまで時間がかかってしまうというがD2Cのデメリットです。

参考文献:D2Cとは? 新時代のビジネスモデルを事例とともに紹介

三崎優太はD2Cビジネスモデルで青汁を大ヒット

三崎さんは2014年に通販業界に参入し、2017年にD2Cビジネスモデルで年商130億を達成。

なぜ、三崎さんは、当時主流ではないビジネスモデルD2Cを実践したのでしょうか?

業者に断られD2Cしかできなかった

当時、三崎さんの会社の規模はあまり大きくありません。『すっきりフルーツ青汁』も商品化しただけで、実績もなかったため、卸売業者や小売業者では取引してもらえなかったからです。

集客するため広告代理店にも頼もうと考えるのですが、資金がなかったので、広告もできない状況でした。

そこで三崎さんは、自社で全てやることにします。

D2Cの場合、集客がデメリットではあるのですが、三崎さんは過去にアフィリエイトの経験があったので、

  • サイト制作
  • サイト運営
  • web広告

などに関しては、得意な領域だったのです。

三崎さんがアフィリエイトをやっていたときの内容は下記の記事にまとめました。

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つまり、三崎さんはD2Cしかできない状況だったので、当時やる人が少なかったビジネスモデルをやることにしたのです。

三崎優太が考える、今の時代はD2CよりP2Cが最強?

三崎さんは、これからの時代はP2Cが最強だと考えています。

P2Cとは『Person to Consumer』の略で、個人が消費者に直接販売するモデルのことです。

個人がオリジナルブランドや商品を立ち上げ、自分で広告しながら販売していくビジネスモデルです。

イメージしていただくと、

  • YouTuber
  • タレント
  • インスタグラマー

などのインフルエンサーが、自分の商品をSNSで宣伝して、直接ファンに販売していくビジネスモデルです。

参考文献:時代はP2Cへ。D2Cをおさらいしながらビジネスモデルや成功事例を解説

なぜP2Cが最強かというと、

  • すでに顧客がいる
  • 自ら宣伝ができるため広告費もいらない

2点について詳しく解説していきます。

すでに顧客がいる

とくに人気のインフルエンサーの場合は、すでにファンがいるので購入してもらいやすいからです。

世の中にたくさん商品がある中で、同じような商品を購入する場合、
自分が憧れる人の商品を買いたい。
応援したい。
という、何を買うかではなく、”誰から買うのか?”というのも大事になってきています。

つまり、すでにたくさんのフォロワー数を持っていたり、人気YouTubeチャンネルを持っている人はP2Cにはとても有利なのです。

自ら宣伝できるため広告費もいらない

SNSのおかげで、誰でも発信できるようになり、スマホ1つで自分の商品やサービスを宣伝することができます。

今までのように、広告代理店に頼んだり、地上波のCM枠を購入しなくても、影響力を持った人物であれば、SNSを使って何万人にも宣伝することができるのです。

さらに広告費もいらなくなるので、収益性も高くなります。

最近であれば、YouTuberのヒカルさんが非常にわかりやすいかと思います。

ヒカルさんは、YouTubeを軸に

  • アパレル
  • 脱毛サロン
  • 飲食店

などの事業を立ち上げ、大きな利益をあげています。

他にも自分の商品やサービスを立ち上げる、インフルエンサーの方が増えていますが、今後それが当たり前の時代になってくるのかもしれません。

ビジネスモデルは時代によって変わっていく

D2CやB2Cなど、たくさんのビジネスモデルがあります。

実際のどのビジネスモデルを使うのかは、業種や資金、時代の流れなどを把握してから決めるのがいいのかもしれません。

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