前田裕二が影響を受けた【7つの習慣】の要約。まずは主体的に動くことから…

  • 2021年4月1日
みくる。

前田さんが、影響を受けた『7つの習慣』。

本を読むのって苦手だから、要約だけでも、ざっくりと知りたい。

前田さんが、どんな影響を受けたのかも知りたい。

と、いった疑問に答える記事となっています。

  • 前田裕二がおすすめする『7つの習慣』の要約がわかる
  • 『7つの習慣』が前田裕二に、どんな影響を与えたのかわかる

1日に1冊は、本を読むようにしている前田裕二さん。

年間にすれば365冊もの本を読んでいることになりますよね。

たくさんの本を読んできた前田さんが、中でもおすすめしている『7つの習慣』。

どんな内容なのか気になってしまったので、実際に読んだ上で、みなさんに紹介していきます。



前田裕二がおすすめする7つの習慣とは?

ステティーブン・R・コヴィー博士が提唱した成功哲学の本です。

簡単に言うと、あなたが幸せを掴むために、どんな習慣をつければいいのかがわかります。

日本語のオリジナル版は、500ページもありますが、今回読んだ『まんがでわかる7つの習慣』も、しっかりとポイントが抑えられてあります。

さらに漫画なので、みなさんもイメージできるような、状況で描かれているので、かなり理解しやすいです。

『7つの習慣』とは、あなたが幸せになるため、どんな習慣を身に付けたら良いのかわかる本です。

7つの習慣の要約を紹介

7つ習慣のざっくりとした要約は、下記の通りです。

  1. 自分の人生のゴールを設定
  2. ゴールに向けて、どんな行動すれば良いのかを設定
  3. 自分が優先するべき行動を習慣化する方法
  4. 人間関係の構築の解説

7つ習慣がありますので、1つずつ解説しながら紹介していきます。

7つの習慣を読む前に

7つの習慣を読むにあたり、パラダイムという言葉を理解しておきましょう。

パラダイムとは、世の中を事象する際の基準となる考え方のこと。

引用元:まんがでわかる7つの習慣:P118
出版社:株式会社宝島社

簡単に言うと、人は自分基準で、ものごとを見ているということです。

例えば、桜が散るのを見て

美しい

と、感じる人もいれば、

寂しい…。

と、思う人がいるようなことです。

パラダイムは、1人ひとりの、生活環境や経験の違いから、独自で作られるものなので、違っていて当然。

しかし、パラダイムの存在を知らないと、自分だけが正しいと思ってしまいます。

カレーは美味しいに決まっている。嫌いな人なんて見たことない。

というのは、自分基準でしかありません。

まずは、パラダイムを理解しておきましょう。

第1の習慣~主体的である~

自分の行動を、自分の価値観で選択するということです。

そのためには、まず「自覚」をすること。

感情・欲求を切り離して、自分を見つめるようにしましょう。

「自覚」していないと、「反応的な人」になり、受け身で目の前のことに流されやすくなってしまうからです。

さらに、周りの価値観・考え方が、自分のパラダイムとなってしまいます。

例えば、結婚はしなければいけない、といった風潮です。

世の中で結婚している人は多いですが、義務ではありませんよね?

しかし、周りが結婚してきたから、結婚願望もないのに不安になってしまうのは、「自覚」もないですし、「反応的な人」です。

まずは、行動・選択を自分の価値観で決め、自覚をするようにしていきましょう。

第2の習慣~終わりを思い描く~

目標を決めてから、行動する習慣をつけましょう。

人生には終わりがあるからです。

しかし、多くの人は日々の忙しさから、忘れてしまっている人が多いです。

それは、目標がないため計画を立てられないで、目の前のことに流されてしまっていることになります。

自分の明確な目標を決めてから、逆算してどんな行動をとるか習慣づけましょう。

第3の習慣~最優先事項を優先する~

第3の習慣は、第1と第2の習慣を日々の生活で実践する方法です。

第2の習慣で、目標を明確に決めても、行動がともなわなければ、達成することはできません。

そこで時間の使い方が、重要になってきます。

緊急でないが、重要なことに使う時間を増やしていきましょう。

時間の使い方の優先度は、下記の表にまとめました。

【第Iの領域】
緊急で重要なこと
減らす
・締め切りのある仕事
・大事な人との急な約束
・病気や災害
【第Ⅱの領域】
緊急ではないが重要なこと
増やす
・人間関係づくり
・仕事や勉強の準備・計画
・健康維持や自己啓発
【第Ⅲ領域】
緊急だが重要でないこと
減らす
・日々の電話や会議、報告書
・重要でないメールへの返信
・突然の来客の対応
【第Ⅳの領域】
緊急でも重要でもないこと
減らす
・待ち時間
・テレビやネットを見続ける
・だらだらとゲームや携帯電話を使う

スケジュールを組んでいくので大事なことは、役割と目標です。

例えば、仕事で成果を出したいという人であれば、自分を成長させるという役割があります。

目標を達成にするために、やらなけらばいけないことを予定に入れていきます。

  • 読書
  • セミナーに参加

などが、浮かんできます。

役割→目標→スケジュール

の順で、予定を埋めていきましょう。

みくる。

でも、想定外のことがあったらどうすればいいの?

急な仕事を頼まれたときは、勇気を出して断ることも大事です。

ですが、毎回断るというのも心苦しいので、そこは柔軟に対応していきましょう。

3回に1回は、受け入れるとか、自分なりのルールを決めておくといいですね。

基本は、自分のことを優先して時間を使っていきましょう。

第4の習慣~Win -Winを考える~

人と関わっていく中で、お互いにプラスになることを心がけましょう。

人間関係には6パターンあるので、表にまとめました。

Win−Win
・自分も相手も勝つ
・両者が望む結果を得る
Lose−Lose
・自分も相手も負ける
Win−Lose
・自分が勝ち、相手が負ける
Win
・自分だけの勝ちを考える
Lose−Win
・自分が負けて、相手が勝つ
NO Deal
・Win−Winに至らなけらば、取引しない

Win -Winを考えることで重要なことは、

  • 相手のWinを考える優しさ
  • 自分のWinを主張する強さ

の、2つになります。

どちらも、Win -Winにならなけらば、辞めるのも1つの選択肢です。

みくる。

でも、みんなが得するってことって本当にあるの?

ていうか、やらしい話、自分の損得ばかり気にしてしまう気がする…。

と、思っている方は、マインドを切り替えるように習慣づけましょう。

「幸せを独り占めしたい」という発想は、コヴィー博士のいう『欠乏のマインド』になります。

欠乏のマインドとは、

この世の幸せの量は決まっていて、誰かが一部をとると、それが自分の幸せの量が減る、というふうに考えている。

引用元:まんがでわかる7つの習慣:P142
出版社:株式会社宝島社

という、マインドです。

日本でお金持ちが、一定の層に嫌われたりするのが、わかりやすいかと。

自分に思い当たるふしがあるのなら、『豊かさのマインド』に切り替えていきましょう。

豊かさのマインドとは、

すべての人が満足することは可能という発想。

引用元:まんがでわかる7つの習慣:P142
出版社:株式会社宝島社

もし今、あなたが欠乏のマインドだとしたら、幸せは新しく生み出せるという、豊かさのマインドに切り替えていくことを、習慣づけましょう。

第5の習慣~まず理解に徹し、そして理解される~

第4の習慣で触れた、人間関係を築くために心がける習慣です。

結論、まずは相手の話を聞くことです。

なぜなら多くの人は、自分の話をしたがっています。

というか、みんな話したいという欲求がありすぎて、他の人の話なんて上の空。

自分の話を聞いてもらうことで欲求が満たされ、初めて相手の話を聞く姿勢になるのです。

話を聞くときにもポイントがあります。

  • 先回りしない
  • 解釈しない
  • 批判しない

相手が話している時に、共感できるエピソードがあって、つい自分の経験談でアドバイスをしてしまうことは、かえってNG。

この人、私の話聞いていない…。

となり、失望させてしまいます。

話を聞くときは、相手に興味をもち、話の内容をありのままを受け止めましょう。

そうすれば、自分の話も相手に聞いてもらえる流れになります。

第6の習慣~シナジーを作り出す~

個人の能力を合わせて、能力以上の成果を出すことです。

1+1=2ではなく、1+1=3にも4にもなるということです。

シナジーを作り出す上で、大事なことは、お互いを認め、尊重すること。

パラダイムを、理解することになります。

よく年配の方が、

若い人の考えていることは、わからない。

というのです。

人それぞれ、パラダイムが違うのは当たり前ですよね。

シナジーを作り出す上では、自分の限界・弱点を認め、相手の姿勢・着眼点を学ぶ姿勢が大事になっていきます。

そして、シナジーを生み出すコミュニケーションには、3つのパターンがあります。

防衛的コミュニケーション

相手を警戒しながら、コミュニケーションを取ってしまい、片方の案だけしか残らないコミュニケーションです。

尊敬的コミュニケーション

ある程度の理解はできているが、相手のパラダイムまで考えることができていない、コミュニケーションです。

相手のことは尊重しているが、譲り合いも生まれてしまい、妥協した成果で終わってしまいます。

シナジー的コミュニケーション

それぞれの相違点を理解した上で、お互いの目線で問題をみて共感しえる、コミュニケーション。

どちらかの意見ではなく、両方の意見を生かしたことを作り出せます。

できるまでには人間関係の構築が必要になってきますが、目指すべきはシナジー的コミュニケーションです。

第7の習慣~刃を研ぐ~

人生を送る上で、最も重要なのが人格を高めることです。

仕事なんかでは、

  • スキル
  • 実績

なんかが重要視されがちですが、

「この人と一緒に仕事をしたい」

と、思われるようになることが大切。

そのためには、

  • 肉体的側面
  • 精神的側面
  • 知的側面
  • 情緒的側面

を、鍛えることが重要なので解説していきます。

肉体的側面

  • 食事
  • 休養
  • 運動

で、肉体的能力を維持、高めることです。

運動するのは、めんどくさい

と、思うときもありますよね。

ここで第1の習慣の主体性が必要になってきます。

今日は疲れてるけど、疲れているなりに頑張ろう!

と、主体的に取り組めれば、精神的な面も高めることができます。

精神的側面

自分の価値観を明確にし、決意を強化する活動のことです。

本で紹介されているのは、

  • 読書
  • 座禅
  • 瞑想

などになります。

結論、自分の価値観を再確認することになります。

知的側面

趣味・仕事以外の勉強になります。

勉強は自分をより理解することができ、能力もあげてくれます。

日記なんかをつけるのも、効果的だそうです。

情緒的側面

人間関係をよりよくする活動です。

  • 人を気遣う
  • 約束を守る
  • 誠実さを行動で表す

といった行動の積み重ねが、信頼関係を高めていきます。

結論、4つの側面をバランスよく、気長に磨いていくことで、人格を作りあげることにつながっていきます。

7つの習慣まとめると

7つの習慣をサックとまとめると

  1. 自分の人生の目標を明確にする
  2. 目標から逆算し、行動をとる
  3. 目標を達成するための、行動を習慣づける

と、いうことになります。

7つの習慣を読んだ前田裕二は、どんな影響を受けた?

前田さんの著書『人生の勝算』『メモの魔力』を読んでみると、前田さんは人生は7つの習慣を実践していることがわかります。

前田さんが受けたと思われることは、下記の通りです。

  • ゴールを決め、逆算して努力する
  • 怠け癖を、習慣化することで改善
  • 人同士の絆の重要性

1つずつ解説していきます。

ゴールを決め、逆算して努力する

前田さんは、人生において自分のコンパスを持つことが重要だと言っています。

前田さんのいうコンパスとは、自分の人生での目標みたいなことです。

これは、7つの習慣でいう第2の習慣のことになります。

目標を明確にし、どんな行動をとれば良いかというのを、前田さんも実践しています。

前田さんも怠け癖を、習慣化することで改善

やはり、前田さんも人間なので、怠けてしまうことがあるそうです。

それを習慣という仕組みを使うことで、怠けることをなくしています。

習慣化するまでは、ある程度の努力が必要です。

しかし、習慣化してしまえば、

「今日、あれやるのめんどくさいなぁ」

という考えがなくなり、主体的になります。

おかげで、自分のやるべきことに、集中することができるのです。

前田さんは、歯磨きくらいの感覚で習慣化することを、心がけています。

人同士の絆の重要性

前田さんが、サラリーマン時代から意識していることです。

外資系の銀行で営業をやっていた前田さんですが、商品を買ってもらうには「人格」が重要だと実感したそうです。

お客さんと仕事で関係を持つ前に、

  • 飲みに行ったり
  • バンドを組んだり

と、とにかく相手に興味を持つようにしていました。

前田さんが、お客さんに親身になったことで、相手も自然と心を開いてくれて、仕事もうまくいくようになったそうです。

これは、第5の習慣のことですね。

今回の記事では、長くなってしまうので、下記の記事を読んでもらえば、前田さんの人生が7つの習慣を実践していることがわかると思います。

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7つの習慣を身につけるには、30日間からの継続

本を読んで理解はしたものの、習慣化するのは、かなり難しいです。

まずは、30日間継続することがスタートラインになります。

全てを実践するのは、かなり大変なので、主体的に動くということから、始めてみましょう。

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