キングコング西野の絵本、『えんとつ町のプペル』の映画が公開されるみたい…。
絵本って子供が読むイメージだけど、かなり絵がすごいって聞いた。
どんな絵を描いているのか知りたい。
芸人として活躍していたけど、なんで絵を書き始めるようになったのか気になる。
と、いった疑問に答える記事となっています。
今回の記事でわかること
- キングコング西野の絵の素晴らしさがわかる
- キングコング西野が、なぜ絵を描き始めたのかわかる
今回は、キングコング西野さんの
- 書籍
- ブログ
- 取材記事
を、参考に調べてみました。
キングコング西野の絵は想像を超えるものだった
まずは、西野さんが描いた絵をみていきましょう。
素人目から見ても、かなり手の込んだ絵ということが分かりますね。
こんな絵を描くのには、一体どれくらいの時間がかかっているのでしょう?
キングコング西野の絵には、とんでもない時間がかかっていた
西野さんが、絵本を制作するのにかかる時間の目安は以下の通り。
- 1枚の絵を完成させるのに100時間
- 4年間の期間をかけてファースト作品『Dr.インクの星空キネマ』を制作
- 大ヒット作品『えんとつ町のプペル』は4年半で制作
1つずつ解説していきます。
1枚の絵を完成させるのに100時間
なぜなら、0.03mmのペンのみを使っているからです。
西野さんは絵を描くにあたり、東京ハンズで1番細いペンを購入。
書き方もかなり繊細。
普通にペン使ってしまうとインクが出過ぎてしまうため、何度か試し描きをしインクが薄くなってから、絵を描き始めます。
1冊の絵本の絵を描き終えるまでに、800本のペンを使ったこともあります。
細いペンで描くことにより、時間はかかってしまいますが、繊細な絵が完成するのです。
4年を費やしファースト作品『Dr.インクの星空キネマ』を制作
西野さんが絵を描き始めたのが、2005年頃。
『Dr.インクの星空キネマ』を発表したのが、2009年。
意図的に時間をかけて作っていたのもありますが、『Dr.インクの星空キネマ』は西野さん1人で作ったので時間がかかりました。
- 絵本のシナリオ作り
- 絵を描く
といったことを、西野さんはタレント業としても並行してやっていたので、4年間もかかりました。
『えんとつ町のプペル』は4年半で制作
いつも通り、1人で絵本を作り始めた西野さん。
しかし、1つの疑問が浮かんできます。
なぜ、絵本は1人で作ることになっているのか?
理由は、絵本を作るには製作費がないからです。
絵本は市場が、あまり大きくないので、ヒット作品でもあまり利益が出ないのです。
人を雇って絵本を作ったとしても、給料が払えないので、1人で作ることになると西野さんは気付きます。
いい作品を作るには、スキルを持ったプロに頼んだほうが、いい作品が作れると考えます。
まず西野さんは、資金調達を始めます。
クラウドファンディングを使い、1013万1400円を調達。
33名のスタッフとともに、4年半をかけて『えんとつ町のプペル』を制作しました。
なんで、こんなに時間をかけるの?
と、思った方もいるでしょう。
理由は、プロの絵本作家に勝つためです。
しかし、絵本を描き始めた当初の西野さんは
- 画力もない
- 絵本の書き方もよくわかっていない
- 商売の仕方もわからない
- コネもない
と、プロの絵本作家に勝てるところはありませんでした。
唯一、勝てるとすれば時間をかけて作れること。
プロの絵本作家となると、新作を出し続けなければ、生活することは難しいです。
西野さんの場合は、タレントとしての収入があったので、1つの作品をじっくりと時間を作ることができたのです。
わざと時間をかけるように作ることで、プロの絵本作家と差別化をすることにしたのです。
結果、『えんとつ町のプペル』は累計50万部を超える大ヒット作品に!
誰も見たことのない絵本を作ることができました。
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キングコング西野の絵は1000万円!
西野さんが描いた、絵の値段について解説していきます。
1000万円の値段がつけられたのは『えんとつ町のプペル』
世の中に3セットしかない『えんとつ町のプペル』の光る絵。
売れた絵は、高野山に奉納されるとのこと。
1000万円は、『チックタック約束の時計台』の製作費として、使われました。
博多華丸の大吉もキングコング西野の絵を購入
博多華丸の大吉さんが、購入した絵の金額は30万円。
なぜ購入したかというと、西野さんを応援するためです。
NYで個展をするために、200万円ほどの資金が必要になります。
西野さんはクラウドファンディングを実施。
購入型のクラウドファンディングで、西野のオリジナルの絵を30万円で買える枠を3つ募ります。
そのうちの1つを、大吉さんは購入。
西野さんが頑張っていることを知っていた大吉さんは、
「売れないと西野がかわいそうと」
と思い、貯金を切り崩して絵を購入することにしました。
ニューヨークの個展では200万円
ニューヨークの個展で売れた絵は、以下の通りになります。
- 『グッドコマーシャル』の表紙オリジナル原画:200万円
- 『嫌われ西野、ニューヨークへ行く!』の表紙オリジナル原画:120万円
他にも、たくさんの絵を販売。
ニューヨークの個展では、200万円の値段で絵が売れました。
キングコング西野は元々、絵がうまい?
素晴らしい画力を持っている西野さんですが、
と、思う方もいるかもしれません。
西野さんいわく、特別に絵がうまいというほどではないそうです。
が、絵が元々うまいと思われるエピソードがあります。
小学生時代の西野さんは、硬派を気取っており女子と絡むことはありませんでした。
中学に上がり思春期を迎えたころ、性的欲求が一気に高まります。
しかし、硬派を気取っているため、友達からR18指定の本・ビデオを借りることができません。
性欲を処理するネタがなかったのです。
そこで、
「自分で描くしかない」
と決意。
自分で想像した理想の裸体を描き、自分の絵をみて性欲を処理するといったことを実行。
と、いったエピソードがあります。
やはり性欲を満たしていたと考えると、西野さんは元々絵はうまかったのではないでしょうか?
キングコング西野が絵を描き始めたのはいつから?
『はねるのトびら』が、ゴールデンに上がり、視聴率が20%を超え始めたときです。
実は、人気絶頂とも言えるときに、絵を描き始めました。
なぜなら、スターになっていなかったからです。
西野さんは、ゴールデンで冠番組をもてば
- タモリ
- ビートたけし
- 明石家さんま
- ダウンタウン
のような、スターなれると思っていました。
いざ、望んでいた状況になったものの、スターと呼ばれている人には全く追いついていません。
芸人の階層が、全く変わっていないことに気付いてしまったのです。
どうすればいいのか悩んでいた西野さん。
当時『笑っていいとも!』で共演していた、タモリさんから呼び出されます。
そして、タモリさんから絵を描くようにアドバイスされ、西野さんは絵を描くようになりました。
まとめ
今回の記事をまとめると、
キングコング西野さんは、
- 絵を描くために、わざと時間がかかるように、細いペンを使っていた
- 絵の値段は、スタッフ33名と作りあげたものが最高額1000万円
- 西野さんが個人で描きあげたものが、最高額200万円
- テレビで挫折を味わったタイミングで、絵を描き始めるようになった
ということでした。
いかがでしたでしょうか?
今回は、
『キングコング西野の絵は想像を超えるものだった…1000万円の値段にも納得』
について、紹介させていただきました。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!