こんにちは、みくる✤ です。職業はライター。広告会社に勤めています。
今年で4年目。入社した頃に比べると、執筆した記事に赤が入ることは幾分減りました。まあ、たまに構成からやり直しなんてこともあるのですが……。それでも以前と比べれば、プロっぽい文章になったのかもしれません。
ライターのスキルアップとなるとたくさん執筆することはもちろんなのですが、いろいろな本を読むなどインプットも重要。会社の先輩に聞いても、有名なライターの本を読んでも、これは共通しています。
実用書や専門書、雑誌、コミックなどなど、幅広く読むといいそうです。
特に今まで触れていないジャンルからは新しい発見や学びがあるとのこと。僕の場合は小説でした。
ちなみに僕は、今こうしてライターというお仕事をしていますが、何も子どもの頃から目指していたわけではありません。そのため、日記をつけていた経験もなければ、本をたくさん読んだわけでもありません。
ライターになる前まで僕にとって本というのは、情報を得るから読むというもの。だから、実用書やビジネス書は、そのときどきで必要かなと思って読むことはありました。
しかし、小説というのは情報を得るための本ではありませんよね。だから、インプットのために意気込んで上下巻の小説を買ってみたはいいものの、今までの読書と違うため、スムーズに読み進めることができませんでした。
正直、小説には苦手意識が……。でも、最近になって小説を読みやすくなる方法を自分なりに確立しました。
それは、ドラマ化や映画化された作品を選ぶこと。
映像を見たあとに小説を読むという順番。「ネタバレした状態でおもしろいのか?」と疑問に思われるかもしれませんが、僕にとっては小説を読み切って文章の表現力を学ぶことのほうが重要なのです。
映像を見たあとであれば、人物像などが明確になった状態で読書がスタート。あらかじめイメージができていれば、読みむときの想像力をサポートしてくれるため、文章に集中を振り切ることができるのです。
特に最近、映画と小説を見て、おもしろかったと思った作品が『#真相をお話しします』。こちらはミステリーサスペンスというのでしょうか。
一冊の中に読み切りの小説が5つあるのですが、小説ビギナーの僕にとっては話がややこしいのです。
ですが、映画をみたあとに小説を読めば、「あの人のことか。これはあのシーンだな」といった具合にイメージを膨らませられるので、正確に文章を読むことができます。
また、映画と小説では少し内容が異なっている場合があるので、そういった違いに気づけることもおもしろい。
次はどんな作品を見ようか考え中です。