名前が人を育てる?自分にフィットするニックネームってなんだろう……

誰もがSNSを使うようになった今、本名とは別で名前を持っている人は多い。

僕自身もX(旧:Twitter)やブログの運営は、ペンネームのみくる。を使っている。

自分で名前を付ける人もいれば、友達から呼ばれるニックネームを使っている人もいるであろう。

かくいう“愛称”というものを、スターと呼ばれる方々も持っている場合が多い。

長年、芸能界の最前線で活躍する木村拓哉さんこと“キムタク”。

NPB、MLBで通算4257安打の世界記録を持つ鈴木一郎さんこと“イチロー”。

日本のロック界を牽引するカリスマ矢沢永吉さんこと“YAZAWA”。

SMAPの一員として人気を誇る中、当時キムタクと呼ばれることに抵抗があった木村拓哉さん。しかし、明石家さんまさんの「1番みんながそういうふうに呼びたいんやからそれが最高やないか」という言葉に考えが変わったのだとか。自分の置かれている状況に感謝するようになり、キムタクの愛称を受け入れたという。

ちなみに、さんまさんは、師匠に“明石家さんま”と命名され落胆したのだという。

プロ野球選手になった当初は本名を使っていたイチローさん。3年目のシーズンを迎えたとき、当時の監督・仰木彬さんのあるアイディアで登録名を変更。ファーストネームで登録したことは、大きな話題になった。メジャー移籍後も使い続け、その覚えやすさと驚異的な結果を残したことにより、デビュー1年目からイチローの名は全米に広まったのである。

また、矢沢永吉はこんな言葉を残している。
「ボクは別にいいんだけど、YAZAWAがなんて言うかな?」。
どういった意味で話したのか諸説あるが、本当の自分と理想の自分を切り分けると、僕は解釈する。
「今日はつかれたし、これくらいでいいか……。いや、YAZAWAならここから、もう一踏ん張りするはず」といった感じで、己を鼓舞するために使っているのだろう。

さて、僕はというと。

誰かから呼ばれているニックネームではない。
ただ、クラウドソーシングを利用する際、本名を使うことに抵抗があっただけである。
そこで本名を少し文字ってみた。それでも、すでに名前は使われており、句点をつけてみたら登録できたというだけの話。

スター達とは違い、愛称でもなければ、何かひらめいたわけでもなく、等身大の自分となんら変わりはない。

しかし、4年近く使っていると、不思議と愛着が湧いてくる。
「どうも、みくる。です」のあいさつのおかげか。
ゲームの主人公をみくる。と設定するようになったからか。
前と比べて、みくる。と呼ばれることが増えたからかもしれない。

こんな風に思うのであれば、もう少しまともな名前をつけておけばよかったと後悔する部分がある。

なぜなら、みくる。⇦ この句点が邪魔をしているから。
名前だけで見るならまだしも、文章で使うと謎の区切れが生まれ読みづらい。
つんく ⇦このような記号にしておけばよかったと心底思う。

どうってことない悩みに思えるかもしれないが、真剣に改名を検討中。

ちなみに、みなさんのお決まりのニックネームは?

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