【前編】ChatGPTを使えるか使えないかはあなた次第……

いや、シンギュラリティが近づいていますね。

ここ数年、テクノロジーの技術の向上は加速する一方。最近、中でも話題となっているのが『ChatGPT』。2022年11月30日にアメリカの会社『OpenAI』がリリースした、人工知能チャットボットです。

そして、2023年2月13日に初版の『ChatGPT3.5』から『ChatGPT4.0』にアップデートが行われました。

現在はユーザー数は1億人を突破。もはや『ChatGPT』がスマホやパソコンのように、生活にとけ込む日はそう遠くありません。

そこで、「時代に乗り遅れてはいけない」と思った筆者は、とりあえず勉強。

受けた授業はコチラ!

1コマ30分足らずで『ChatGPT』の概要を把握することができるためおすすめです。

では、こちらの動画を参考に解説していきます。



そもそもChatGPTとは?

『ChatGPT 』とは、テキストベースのチャットAI。質問を要望を投げかけると、Googleの膨大なデータの中から情報を取捨選択して、最適な回答を返してくれます。

ちなみに、最新の情報は2019年9月までとなっています。(2022年4月現在)。

なんだ、最新の情報には弱いのか

なんて思った方、たしかにその通りかもしれません。

でも、侮らないでね。

なんとGPT-4.0は、司法試験に受かるレベルまでの知能を持っているのです。

しかも試験の順位は上位10%。検事や弁護士を飛び越えて、裁判官になれるほど。

以前、GPT-3.5にも同様に司法試験を受けさせたそうなのですが、順位は下位10%だったとのこと。これからわかるように、急速に成長を遂げ、驚異的な機能が備わっていることがわかるでしょう。

では、さらに『ChatGPT』が大幅に進化していることを解説していきます。

知力も体力もアップ!すでに本まで出版!

以前のGPT-3.5は、回答するとき1500ワードまでが入力の限界。GPT-4.0になると、25000ワードまでが入力可能。つまり賢くなっているうえに、体力までついているというわけです。

そしてより多くの文章を生成できることで、長文記事はもちろん、物語までつくれるように。ゆえにライターや翻訳者の仕事は、なくなっていくことが予想されています。

実際に堀江貴文さんが、AIに執筆をさせた『夢を叶える力(ver.1.1※NotionAI編集版): 世界初?AI(CHATGPT)で99%書かれたビジネス書 』を出版。AIが執筆したと知らなければ、気づかないほどのクオリティに仕上がっています。

入力が面倒臭い人は画像でも◎

GPT-3.5までは、文章で説明しなければいけませんでした。しかしGPT-4.0では、画像を送って判断を任せることも可能になったそうです。

例えばiPhoneが充電できないとき。充電しているときの写真を添付して「充電ができない理由を教えて」とチャット。すると、AIが「違うケーブルが刺さっています」や「ケーブルが差し込まれていません」といった判断までできるようになったそうです。

ChatGPTの使い方をレクチャー!

賢くなったうえに、体力までついた『ChatGPT』。使いこなせれば、ものすごいアドバンテージを手に入れたも同然。とはいえ、現状うまく使いこなせていないという方が、大半なのだそうです。

例えば、手始めに「AIさん、はじめまして」とチャットを送りたくなっている方もいるはず。誰もが一度はやってみたくなりますよね。

しかし、AIに感情が一切ないので、残念ながらそのやり取りは無駄なもの。ロボットで退屈をしのいだという自己満足しか残りません。

では一体何が重要なのか? それは、AIに“何を入力するか”。

よく、やってしまいがちなのがNGな例は「お金について教えて」といったアバウトな質問。これだとAIはお金の何について回答したらいいか不明瞭なため、ぼんやりとした答えしか返せません。

これを“Garbage in, garbage out”と言い、直訳すると「ゴミを入力するとゴミが出力される」。つまり、無意味なデータを入力すると、無意味な結果が返されるという意味です。

そこで次は『ChatGPT』を使いこなす、コツを紹介していきます。

ChatGPTに役割を与えよう!

例えば、「あなたはプロの編集者です」や「あなたは小学校の先生です」と役割を与えましょう。そして、「私に中田敦彦の経歴について教えてください」とお願いします。

役割を与えることで回答は変化。プロの編集者の場合は文章力が高くなったり、小学校の先生の場合は説明がわかりやすくなったりするそうです。

制限を与えることで、答えを導きやすくする!

『ChatGPT』は莫大なネットの中から情報を拾ってくるため、ピンポイントで回答できる質問をした方がいいのです。

人間でも「何が食べたい?」と質問して、「何でもいいよ」と言われれば困ってしまいますよね。

それと一緒で、答えが制限されるような質問を投げかけるのがポイント。すると、AIは的確な回答が出やすくなるのだそうです。

先述した例に追加すると「あなたはプロの編集者です。私に中田敦彦の経歴について教えてください。1000文字以内で」というように。

前提条件を教えよう!もしくはChatGPTから質問してもらうのも◎

なぜ、その情報が欲しいのかを伝えましょう。

先ほどのをまた例にすると、「ブログの記事で中田敦彦について紹介したいです。中田敦彦さんを知らない読者でも、簡潔にわかるような内容にしてください」というように。自分がどんな状況なのか、どんな用途で使うのかを明確に提示することで、回答はより洗練されたものになるそうです。

ちなみに、回答に対して追加で要求することも可能。「◯◯の部分についてもう少し具体的に教えて」といった具合に、質問の内容を調整することもできるのだとか。

さらに必殺技の調整方法として「何か追加の情報が必要であれば私に質問してください」と入力すれば、『ChatGPT』からも質問が。AIがわからなかった点について聞いてくるため、答えるとより求めている要望が明確になりクオリティの高い回答が返ってくるのだそうです。

なんだかワクワク♪今すぐChatGPTを使ってみたい!

ここまで読んでみていかがでしたでしょうか。

筆者は今すぐにでも『ChatGPT』を使ってみたくなりました。

ということで、中田さんの動画を参考に『ChatGPT』を使ってブログの記事を執筆してみることに。

今回は長くなってしまったので、実際に使ってみた様子は下記の記事で紹介しています。

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