バズレシピの生みの親リュウジ!料理研究家になるまでの経歴を紹介!

ベロベロの状態で料理することがもはや当たり前⁉︎の“リュウジ”さん。料理をしたことがない方でも、簡単に作れておいしく食べられる『バズレシピ』が有名。斬新なアイディアで、あっと驚かせるようなレシピを作り出してきた料理研究家です。

そんな彼の経歴について調べてみたので、紹介していきます。

プロフィール:1986年5月2日生まれ。千葉県千葉市出身。料理研究家。
株式会社バズレシピ取締役。YouTube登録者数305万人。Twitterフォロワー数220万人。



リュウジが料理を始めたきっかけは?

母1人子1人の母子家庭だったリュウジさん。母親は体調を崩しがちで、経済状況的にも厳しかったのだとか。「安くておいしいものが作れたら」と思うようになり料理を作り始めたそうです。

初めて作った料理はチキンソテー。初心者には少しハードルが高そうなイメージですが、鶏肉が安いからこのメニューを選んだのだとのこと。ネットで調べながら一生懸命作ったそうです。

おいしく出来上がり、自分の料理で喜んでもらえたことが何より嬉しかったとのこと。達成感を味わえたと同時に「どうすれば、もっとおいしく作られるのか?」という知的好奇心も芽生えてきます。

そして日々研究しながら料理をすることで、自分の技術が上がっていくことを実感。とくに特定の誰かから教わったということはないため、知識も独学で身につけていたようです。

もしやバズレシピの斬新なアイディアは、自由な環境で料理をしてきた環境に秘密があるのかもしれません。

ちなみにリュウジさんは、子どもの頃から特別グルメというわけではありません。マクドナルドやサッポロ一番が好物とのこと。とくにサッポロ一番には思い入れが強いようで、アレンジレシピをよく紹介しています。

一方で学校生活に楽しみはなかったリュウジさん。何の役に立つのかわからない勉強は時間の無駄に感じていました。

そしてオンラインゲームに夢中になってしまい高校は1年で退学。ゲームと現実の世界の境目がわからなくなるほどのめり込んでしまい、2年ほど引きこもってしまったそうです。

ここで悲劇が襲います。なんと家が全焼。

全て失ったように見えますが、これをきっかけに引きこもりから脱却。疎遠になっていた友人から連絡ももらい、うれしかったそうです。

生活も落ち着いてきた頃、漫画家を目指していた友人から世界一周旅行の旅に誘われることに。乗り気ではなかったリュウジさんですが、母親の勧めもあり行くことを決意します。

世界を旅してみると、日本のご飯はおいしいということに気づいたリュウジさん。本場のイタリアンに興味があったそうですが、まさかの期待はずれ。日本のイタリアンのほうがおいしかったそうです。

しかし中華料理に関しては、日本の中華と比べてもおいしかったのだとか。改めて中華料理そもそものポテンシャルの高さを実感。そのためリュウジさんの中華料理のレシピは、基本に忠実な場合が多いようです。

社会復帰したリュウジ。転々とした職務経歴

帰国したリュウジさんはバイトを転々としたあと、格式の高いホテルに就職。成り行きでホテルマンになったそうですが、毎日違う仕事内容だったので刺激があり楽しかったそうです。

とはいえ、当時19歳のリュウジさんは、世間のことがよくわかっていない若造。接客業ということもあり、上司は礼儀などに厳しかったのだとか。怒られる日々だったそうですが、いい経験になっていると振り返っていました。

そして勤務先のホテルが潰れ、イタリアンレストランに就職したリュウジさん。
※動画で話していることを考察すると就職先はイルキャンティの可能性が高い。

お店では10年に1人の逸材とまで、料理の才能が評価されたのだとか。入店して2日目には、ピザ場を任されていたとのこと。期待の意味も込められて、1ヶ月で何万円もお給料がアップしたそうです。

しかし3ヶ月で辞めてしまうことに。辞めた理由は、毎日同じことの繰り返しでつまらなかったかからです。さらに人気店ということもあり、忙しすぎてクタクタになる日々。家に帰ってからキッチンに立つことは無くなり、料理が嫌いになりそうだったのだとか。

何度も引き止められたそうですが、リュウジさんはいつも違うことに挑戦するのが好きということに気付きます。そして自分が料理人には向いていないと考え、退職を決意したとのことでした。

次の就職先は、介護の事務職を選んだリュウジさん。空き時間を利用して、ネットでいろいろなレシピを調べるようになったとのこと。これを参考に、自分のアレンジを加え料理をするようになります。

料理研究家を名乗り、自分の考えたレシピをブログで発信するようになりますが、閲覧数は1ヶ月で数十程度。今までの生活に何か変化が起きることはなかったそうです。

料理研究家として始動したリュウジの大躍進!

ある時、転機が訪れます。それは介護の現場で、料理がまずいというクレームが入ったからです。

職場では料理に詳しいということは認知されていたリュウジさん。本来は事務職ですが会社からの許可が降りることになり、毎日入居者50人分の食事を作るようになります。

その頃、Twitterも始めたリュウジさん。毎日作る50人分の料理がバズったのだとか。おかげで他にツイートしていたレシピなども拡散され、フォロワーは1万人を超えるようになったそうです。

とくにバズった『じゃがアリゴ』のtweet。

すると、ある出版社からレシピ本の出版の依頼がくることに。しかしTwitterのフォロワー数が10万人いることを条件に出されます。

もちろん本を出したい気持ちはあったリュウジさん。しかし、やっとの思いでフォロワーを1万人にした労力を考えると「無理かもしれない」という気持ちがあったのだとか。条件付きの交渉というのも納得ができなかったそうです。

ですが逆に頭にきてしまい、意地でもフォロワー10万人にすることを決意。Twitterのバズり方をかなり分析したとのこと。おかげでお馴染みの「悪魔の○○」や「至高の○○」といったバズワードが誕生しました。

そしてフォロワー10万人を達成する前に、違う出版社からも誘いを受けることに。現段階で本の出版ができるとのことだったのですぐに契約。2018年デビュー作『お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ 』は、料理レシピ本大賞料理部門で入賞することになります。

リュウジさんの手軽に作られるレシピ本は、たちまち人気となりました。

料理研究家として忙しくなってきたこともあり介護のお仕事は退職。そして同時期に、友人からの誘いでYouTubeを開始。もっとたくさんの人が、気軽に料理ができるような動画を届けたいとのことでした。

ちなみにYouTube初期の頃は、真面目だったリュウジさん。しかしYouTubeを見た知人から、雰囲気が暗いと指摘され、テンションを上げるためにお酒を飲みながら料理をするようになったそうです。

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