『ライパチ』と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか?
野球経験者であれば、バッティングも守備もあまり上手ではない選手のことを思い浮かべませんか?
しかし、そのライパチを自ら名乗り、登録者数は60万人を突破し、人気YouTuberとなった、トクサンTVのライパチさん。
強豪の軟式野球チーム『天晴』に所属し、レギュラーとして活躍。
ライパチと名乗るだけあって、チャンネル開設当初は、お世辞にも野球が上手いと言える人ではありませんでした。
トクサンやアニキ、プロの選手など色んな方からの指導を受け、さらに本人の地道な努力もあり、現在はトクサンTV・天晴には欠かせない選手になりました。
そこで今回は、ライパチさんについて、トクサンTVを振り返りながら調べてみました。
トクサンTV・ライパチのプロフィール
- 本名:大塚 卓(おおつかたく)
- 生年月日:1987年11月20日
- 身長:176cm
- 体重:90~95kg
- 出身:新潟
- 職業:YouTuber(株式会社系コンテンツ所属)
ライパチさんは、2020年1月1日に一般女性と結婚したことを報告。
現在は、アニキが代表取締役を務める、株式会社系コンテンツに勤務。
YouTubeに出演しながら、野球動画の編集作業もしています。
ライパチさんって、どんな選手?
右投げ/右打ち。天晴では外野を守っています。
チャンネル開設当初は、8番を打つことが多かったですが、現在はバッティングも向上。
当日のメンバーの兼ね合いをみて6、7番を打つこともあります。
ライパチさんの、選手としての特徴を詳しく紹介していきます。
長所はフィジカルの強さと安定した守備
ライパチさんは、フィジカルの強いです。
1つめが強肩ということ。以前遠投の大会に出演したときは、92mを計測。
92mであれば、プロ野球のトライアウトでも合格できるラインです。
そして強肩を生かして守備にも安定感があります。極端に守備範囲が広いということではありませんが、確実に取れるアウトはエラーしない、カットまでしっかり送球するなど、安定感があります。
「守備は安定している」と、アニキも評価していました。
2つめはパワーがあることです。
ライパチさんは、ベンチプレス100kgを持てるほどのパワーがあります。
試合での長打は、あまり多くはありませんが、スイングスピードが非常に速く、師匠であるトクサンよりもスイングスピードが速いです。
しかも、普段振らない左打席で。慣れない左打席でも、バットが振れるということは、身体的なポテンシャルはかなり高いようです。
3つめが、デットボールが多いということです。
ライパチさんが、打席のかなりホームベースよりに立っているのもありますが、チームの中でも最多のデッドボール数を誇ります。
しかも、かなりのデッドボールを受けていますが、ケガもほとんどしません。ここにもフィジカルの強さがわかります。
※鼻にデッドドールを喰らったときは、大変なことになってしまいましたが…。
【ご報告】今日の試合で顔面にデッドボールを受けてしまいました。鼻血が止まらず、すぐに救急車を呼んでもらい、病院へ。結果…鼻骨折。鼻がちょっとひん曲がってしまった…とほほ。手術か…。#来週大一番なのに#軟式でもフェイスガードか#トクサンTV#5年目毎日投稿の危機#衝撃映像 pic.twitter.com/LCnVVXDe3W
— ライパチ@トクサンTV捕手見習い (@no8rightboy) December 13, 2020
- フィジカルが強い
- 守備が安定
- デッドボールが多い
短所は不器用なところ
ライパチと名乗るだけあって、野球のセンスは他のメンバーと比べるとありません。というか、他のメンバーが凄すぎるのですが…。
具体例は、下記の通りです。
- 強肩だがスローイングが安定していなかった
- 変化球が全く打てなかった
現在は守備が安定している、ライパチさんですが、スローイングが元々良かったとは言えません。
トクサンと普通にキャッチボールしていても、スローイングが安定せず暴投することは、ザラにありました。
とくに不器用と思われるところが、変化球が全く打てなかったことです。
カウントをとる甘い変化球にも手が出ず、追い込まれてからはボール球の変化球を振ってしまうのが、よくありました。
そこで、バッティングフォームを変更して、試行錯誤しながら練習しています。
過去に変えた、印象的なバッティングフォームは下記の通りです。
- 逆1本足打法
- バスター打法
- 左打ちに変更
試行錯誤しながらも、トクサンやアニキ、IWAアカデミーやプロ野球選手からの指導を受け、ホームランも打てるようになり、変化球にも対応できるようになりました。
現在もバッティングフォームは変わり続けていますが、ライパチさんの素直な性格から、指導を受けるたびに、新しい打ち方を取り入れるため変わってしまうのかもしれませんね。
トクサンTVライパチさんの経歴を紹介!
ライパチさんの経歴は下記の通りです。
- 中学1年で野球を始める
- 埼玉県立朝霞高校に入学
- 東洋大学に進学
- 天晴に入団
ライパチさんの経歴について、詳しく解説していきます。
中学1年から野球を始める
ライパチさんは中学のときから野球を始めます。
野球をやっている人からすると、「少し遅いかな」と思うのではないでしょうか?
小学生のときライパチさんは、体が大きいという理由で柔道をやらされていたため、野球ができなかったのです。
中学から憧れの野球部に入部。
未経験だったのですが、外野手のポジションが空いていたため、レギュラーになることができたそうです。
しかし、中学生のときは打てず、バッティングには苦手意識を持っていました。
なぜなら、野球の基礎的なことをやっていなかったからです。
ライパチさんは、未経験のためストレートすら打ったことがありません。
中学であれば変化球はOKですから、未経験の方がいきなり試合で、しかも複数の球種を投げられては辛いですよね。
指導してくれる人もいなかったので、かなり苦労し、大人になった今でも苦手意識があるそうです。
現在は、トクサンやアニキなど指導してくれる人達がいるので、ライパチさんが目に見えて成長しているのがわかりますよね。
出身高校:埼玉県立朝霞西高等学校
ライパチさんの出身高校は、埼玉県立朝霞高等学校。
中学から野球を始めたライパチさんは、どんどん野球にのめり込み高校でも野球部に入部。
調べてみたところ強豪校などではなく、一般の公立高校のようです。県大会の結果をみる限り、1回戦もしくは2回戦敗退が多かったからです。
高校時代のライパチさんはレギュラーではなく補欠。最後の夏はスタンドで応援していたそうです。
レギュラーにはなれなかったものの、野球を始めて出会った仲間は、ライパチさんの財産になっているそうです。
出身大学:東洋大学~天晴入団
ライパチさんの最終学歴は東洋大学。
ライパチさんは、東洋大学準硬式野球部に1日だけ入部。
その後は、軟式野球サークルに入会。
社会人になってからも、野球を続け天晴に入団。
ライパチさんは、天晴がまだ強くないころ(東京都北区3部のとき)から所属。
2011年から入団し、天晴では10年を超えるベテラン選手になります。
2016年から、ライパチTVというYouTubeチャンネルを開設。
チャンネル開設当初はあまり伸びず、トクサンに出演してもらったところ、再生回数が伸びトクサンTVに変更し、現在に至ります。
そちらについては、下記の記事に詳しくまとめました。
みくる。 草野球なのに、僕のやっている野球のレベルとは違いすぎる…。 強豪の社会人野球チームの人と、ノックを受けているのに、そこまで違和感を感じない。 トクサンって、どんな経歴の持ち主なの? といった、疑問に答える記[…]
自分がライパチだと思っていても、野球が好きなら上手くなれる
天晴のメンバーといえば、トクサンやアニキを始め、野球エリートと呼ばれる人達が集まっています。
そんな中、学生のときに補欠だったのはライパチさんだけ。
ですが、大人になってから改めて野球を学び、努力を重ね成長したライパチさん。
純粋に野球が好きという気持ちと、ライパチさんの素直な性格が、今も成長し続けている要因なのかもしれませんね。
もし今、
「結果が出ない」
「レギュラーになれないかも…」
「周りと比べて、俺って下手だなぁ」
と、思い悩んでいる方は、ライパチさんのように、自分がどれくらい野球が好きなのかを思い出してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。