戦のカリスマ“源義経”が登場!なぜ彼は悲劇のヒーローに?

偉人にインタビュー⁉︎

旧石器時代から現在の令和時代までさまざまな出来事が起こった日本。その歴史は、数々の人によって動かされてきました。もし、日本史の教科書で紹介されるような人物に、今、話を聞いたら何を語るのか? そこで、伝えられてきた偉人それぞれのイメージと実績がわかる、インタビュー風の記事を作成。

今回登場してくれたのは、小説やドラマなどある意味で引っ張りだこの源義経さんです!

源義朝の9男として誕生。幼少の頃は、牛若丸、遮那王、九郎と、いろいろな呼び名あったとされている。
1184年に起こった「一の谷の戦い」で大活躍。翌年、「壇ノ浦の戦い」でも勝利に大きく貢献し、平氏を倒す立役者となった。



源義経にインタビュー!

みくる✤

義経さんといえば、小説やドラマなどでよく取り上げられていますよね。

源義経

いや、ありがたい限りですよ。大河ドラマでは、タッキーが演じてくれましたからね。
でも自分、あんなにカッコいいかな(笑)。脚色しすぎだと思うのですが。
今から自分の肖像画を描き直してもらえないかな……ちょっとタッキーに寄せて。

みくる✤

義経さんがタッキーに寄せるんだ。

源義経

もちろん。もっとカッコよく、そしてカリスマみたいな感じで。

みくる✤
義経さんにはそういったイメージが十分にあるかと。戦で大活躍したことも伝わってますし。
源義経

それを知ってもらえているのはうれしいですね。戦いに関しては、かなり自信があるので。剣術、弓術、馬術と、一通りの武術は身につけましたから。

みくる✤

戦のオールラウンダー。

源義経

特に馬術には自信があったので、平氏との「一の谷の戦い」では思い切って、山の急な斜面を駆け降りて攻撃!
まさか、そんなところから攻めてくるとは、平氏も思ってなかったでしょうね。いい先制攻撃になりましたよ。

みくる✤

勇敢すぎる!

源義経

で、この「一の谷の戦い」の戦いをきっかけに源氏の流れに。そして、最後の戦いとなった「壇ノ浦の戦い」にも勝利。これによって平氏を倒したというわけです。

みくる✤

貢献度が高すぎる。

源義経

そこから源氏の時代が始まることに。となると、もちろん、リーダーの頼朝兄さんの力が強くなりますよね。
それを警戒した後白河上皇が自分に、兄さんの暗◯を依頼してきたわけですよ。

みくる✤

兄弟同士で……。

源義経

ただ、そのことがすぐ兄さんの耳に入って、逆に自分が狙われる立場に。昔、お世話になった藤原氏に助けを求め、岩手県の平泉まで逃げました。しかし、そこまでも兄さんの軍はやってきて……

源義経のその後……

自ら命を絶ったという話もあれば、生き延びてチンギス・ハンになったという説も。後者に関しては戦の天才と呼ばれた義経だからこそ生まれた都市伝説なのかもしれません。

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