えんとつ町のプペルの映画が公開されたみたい。
見たいけど時間もないし、この時期じゃ。
本当に、おもしろいのなら見てみたいなぁ…。
と、いった疑問に答える記事となっています。
たしかに、NetflixやAmazonプライムがあると後々自宅で見れますもんね。
映画館に足を運ぶのも、めんどくさい気持ちはわかります。
今回の記事でわかること。
- 映画えんとつ町のプペルを見終えての感想
- 映画えんとつ町のプペルのキャラクターの感想
- 映画えんとつ町のプペルのシーンごとの感想
今年の1番の楽しみであった、『えんとつ町のプペル』の映画。
もちろん公開初日に行きたかったのですが、仕事もあり翌日の12月26日に無事見ることができました。
今回は、映画の感想を記事にしてみました。
※少々ネタバレもあるので注意!
映画えんとつ町のプペルの感想
結論、
と、思っています。
理由は、以下の通りです。
- 映像の美しさ
- 現代の日本を客観視できる
- 自分の人生を振り返ることができる
からです。
1つずつ、紹介していきます。
映像の美しさ
舞台となる、映画の背景は全てフル3DCGで作られているからです。
私も、ジブリ作品などは子供のときに見たことはあります。
映像に感動したという、記憶はありません。
えんとつ町のプペルの映画は、
- 町が常に明かりに灯されている風景
- えんとつからの煙の上がり方
が、非常にリアル。
かなり作り込んでいることが、わかります。
映画の世界に、しっかりと入っていくことができました。
映画全体を通して見ると、映像が非常に美しかったです。
現代の日本を客観視できる
映画の主題歌にあるように、
- 夢を持てば笑われ
- 声を上げれば叩かれる
- 見上げることができない町
て、今の日本のことなんですね。
ルビッチは、煙の向こう側に星があるのを信じている。
しかし、町の住人は
「そんなの信じてるの?」
と、いった感じです。
西野さんが、
「ウォルト・ディズニーを倒す」
と、いった時は、日本中からたくさん
- バカにされる
- 誹謗中傷
されたそうです。
夢を語ることができない、今の日本を客観視することができます。
自分の人生を振り返ることができる
「昔の自分の夢は、なんだったのか…。」
と、考えさせられます。
子供の頃は、
「プロ野球選手になりたい」
「お金持ちになりたい」
と、素直に言えていました。
しかし、大人になるに連れて
- 周りに合わせる
- 空気を読む
- 恥をかかないように無難な道を選ぶ
と、していたことに気付きました。
大人になった今、自分の人生と向き合わせてくれる、きっかけも作ってくれた映画です。
映画えんとつ町のプペルのキャラクターの感想
たくさんキャラクターが出てきます。
個人的に好きなキャラクターを選んで見ました。
- ルビッチ
- プペル
- ブルーノ
- スコップ
- アントニオ
になります。
1人ずつ、感想を語らせていただきます。
ルビッチ
非常に、かわいい少年ですね。
声優を担当した、芦田愛菜さんの声もぴったり。
とても、純粋な声をしているからです。
普段は、内気なルビッチ。
ですが、最後に大声で町の人に叫ぶシーンはとても感動しました。
プペル
ヒーローでも人間でもない、かなり個性的なキャラクター。
ですが、
- 怪物でありながら、優しさを持っている
- すっとぼけているが、正義感がある
ことがわかります。
見た目はゴミでできていますが、非常に愛くるしいキャラクターでした。
ブルーノ
とにかく、真っ直ぐなキャラクターでした。
- 自分の信念を曲げない
- どんな状況でも前向き
だからです。
かなり明るいキャラクターですので、元気をもらえます。
スコップ
とにかく、おしゃべりなキャラクターです。
聞いてもいないことを、次々としゃべり始めます。
声優を担当したのは、オリエンタルラジオの藤森慎吾さん。
まさに声とぴったりというか、藤森さんとスコップが似ている感じです。
スコップの、長ゼリフは非常におもしろかったです。
アントニオ
個人的には、1番印象に残ったキャラクターです。
1度、夢を捨ててしまった人だから。
感情の起伏が、すごくわかるキャラクターです。
映画の後半シーンでは、アントニオにかなり感情移入してしまいました。
映画えんとつ町のプペルのシーンごとの感想
個人的に
グッときたシーンが、
- ルビッチが自己主張するシーン
- アントニオがルビッチを手伝うシーン
クスッとなったシーンが、
- ルビッチとプペルの出会いのシーン
「なるほど」と思わされたシーンが、
- えんとつ町のお金の話
に、なります。
1つずつ、紹介していきます。
ルビッチが自己主張するシーン
ルビッチの感情が爆発したからです。
「誰か見たのかよ」
「誰も見てないだろ」
「だったらわかんないじゃないか」
というセリフが、印象に残りました。
予告でも、流れていましたね。
何か挑戦する前に、諦めてはいけない。
映画の後半のシーンになります。
物語が進んだ上でセリフを聞くと、かなり心にグサっと突き刺さるシーンでした。
アントニオがルビッチを手伝うシーン
今までルビッチ・プペルを批判していた、アントニオが星を見るために、2人を助けるシーンです。
ですがアントニオは、映画の前半ではプペルをボコボコにしています。
実は、アントニオは星を見たことがあったからです。
しかし、町の空気に合わせて
「星がある!」
とは言えず、諦めてしまっていたのです。
つまり、自分が諦めてしまった夢を、他の誰かが叶えてしまうと悔しいじゃないですか?
なので、異常にルビッチとプペルのことを、批判していたんです。
しかし、ルビッチの強い信念を感じ手伝い始めます。
本当は、一緒に星を見に行きたかったでしょうね。
個人的には、映画えんとつ町のプペルの中で、1番泣けるシーンでしたね。
ルビッチとプペルの出会いのシーン
2人の出会いのシーンは、
- コメディ
- アクション
が、混ざっています。
最初は、ルビッチとプペルの掛け合いがおもしろいです。
出会いのシーンの後半は、ほぼアクション。
しかし、出会いのシーンに時間をかけたおかげで、ルビッチとプペルのコンビが完成されています。
えんとつ町のお金の話
映画では、『エルダ』という特殊な通貨が出てきます。
『エルダ』とは、時間の経過とともに腐ってしまうお金です。
時間が経過するほど、価値が下がってしまいます。
と、見ている最中に思いました。
脚本した西野さんは今の日本で、お金があまりにも力を持ちすぎていることの原因を、映画を通して主張しているようでした。
例えば、
- 肉
- 魚
- 米
などは、食べなければ腐ってしまいます。
- 家
- 車
なんかも、時間の経過とともに、価値は下がっていきますよね?
しかし、お金だけは
- 電子
- 硬貨
- 紙幣
は、保存できるため腐ることはないです。
何より、価値が下がることがありません。
つまり、大半の人はお金が保存できるため、貯蓄に回してしまうのです。
しかし、みんながお金を貯蓄してしまうと、世の中でお金が回らず、不景気になってしまいます。
お金を物と同様に腐るようにしてしまえば、みんな腐る前にお金を使うようになることを、主張しているのだと感じました。
『エルダ』という、お金の発想には非常に関心させられました。
映画えんとつ町のプペルの感想まとめ
今回、映画えんとつ町のプペルを見て、
と、思いました。
子供のときに思い描いた将来と、今の自分。
大人になるにつれて、
- 何かを妥協する
- 折り合いをつける
- 自分に嘘をついていた
と、気付かされました。
映画の制作にあたり、西野さんがたくさんの人の期待を背負っていることを知りました。
西野さんを応援するという気持ちも込めて、また見に行きたいと思いました。
いかがでしたでしょうか?
今回は、
『映画えんとつ町のプペルの感想。「大人になった今、見れてよかった…。」』
を、紹介させていただきました。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!